大貫妙子 (Taeko Onuki)
花咲くころに (Hana Saku Koro Ni)
[大貫妙子「花咲くころに」 歌詞]
[ヴァース1]
息をきらしながら駆けた
最終電車の去ったホームには
[ヴァース2]
使われないままに捨てた
切符が春風に舞う花びらのように
[ヴァース3]
送ってくれなくていいと
あなたの胸をとおざけたあとで
[器楽ブリッジ]
[ヴァース4]
プライドやつよがりだけで
生きてはいけないことを
知っていても
[器楽ブリッジ]
[ヴァース5]
出会った頃見た夢も
このまま消えて
見えなくなると思った
[ブリッジ]
二度とすれ違わぬ街の
忘れられた時の中で
[ソロ]
[ヴァース6]
灯りの消えてゆく駅の
電話にもたれ聞いてるベルの音
[アウトロ]
答えのないままに切れば
背中をむけて立ってる
あなたがいる そばで