KANA-BOON
君を浮かべて (Kimi wo Ukabete)
大事なものは何?と聞かれたら
きっと迷わずに自分と答える
醜いかな
この世にどれくらいの命があるかなんて
想像もできないよな
僕だけかな
繋ぎとめること
遠い話のようだけれど
それを愛だと思えたら できる気がするよ
いつかじゃなくて、もしもじゃなくて
いま僕らを呼ぶ声がする
「誰か」はきっと僕にとっての君のような人
わずかなものでいいんだよ
ほんのすこしだけ
「優しさ」なんて呼ばなくたって見つけられるから
何ができるだろう
何ができるだろう
自分自身に問えたら見つけられるから
いつかはなくて、もしもはなくて
ずっと先のことではなくて
「誰かがきっと」
違うよ、君が必要なんだよ
そっと包み込むように
ぎゅっと抱きしめるように
柔らかくも力強く人に向かい合える人でありたい
きっときっかけはすぐそばに
もっと目を凝らせばそこに
どこかじゃなくて遠くじゃなくて
きっとその手の届く距離のこと
「誰か」じゃなくて君を待ってる人がいるんだよ
いつかじゃなくて、もしもじゃなくて
僕らにできること、明日を繋ぐこと
「誰か」はきっと僕にとっての君のような人
大事なものは何?と聞かれた時には
迷わずに君と答えられる人でありたい