松任谷由実 (Yumi Matsutoya)
悲しいほどお天気 (The Gallery in My Heart / Kanashii Hodo Otenki)
[松任谷由実「悲しいほどお天気」歌詞]

上水ぞいの小径をときおり選んだ
夏の盛りの日もそこだけ涼しくって

名もない蔦や柳がひくくたれこめて
絵を書く私達 それぞれひとりにさせた
まるで先の人生を暗示するように

みんなまだ
気づかず すごしていたんだわ
ずっといっしょに歩いてゆけるって
だれもが思った ム・ム…

拝啓。今はどんな絵 仕上げていますか
個展の案内の葉書きがうれしかったの
臆病だった私は平凡に生きている

みんなまだ
信じてすごしていたんだわ
ずっといっしょに歩いてゆけるってだれもが…

いつまでも
私の心のギャラリーにある
あなたの描いた風景は
悲しいほどお天気 ム・ム…