米津玄師 (Kenshi Yonezu)
カムパネルラ (Campanella)
​[米津玄師「カムパネルラ」歌詞]

[ヴァース 1]
カムパネルラ 夢を見ていた
君のあとに 咲いたリンドウの花
この街は 変わり続ける
計らずも 君を残して

[プリコーラス]
真昼の海で眠る月光蟲
戻らないあの日に想いを巡らす
オルガンの音色で踊るスタチュー
時間だけ通り過ぎていく

[コーラス]
あの人の言う通り
わたしの手は汚れてゆくのでしょう
追い風に翻り
わたしはまだ生きてゆくでしょう
終わる日まで寄り添うように
君を憶えていたい

[ヴァース2]
カムパネルラ そこは豊かか
君の目が 眩むくらいに
タールの上で 陽炎が揺れる
爆ぜるような 夏の灯火
[プリコーラス]
真白な鳥と歌う針葉樹
見つめる全てが面影になる
波打ち際にボタンが一つ
君がくれた寂しさよ

[コーラス]
あの人の言う通り
いつになれど癒えない傷があるでしょう
黄昏を振り返り
その度 過ちを知るでしょう
君がいない日々は続く
しじまの中 独り

[ブリッジ]
光を受け止めて
跳ね返り輝くクリスタル
君がつけた傷も
輝きのその一つ

[コーラス]
あの人の言う通り
わたしの手は汚れてゆくのでしょう
追い風に翻り
わたしはまだ生きてゆける
あの人の言う通り
いつになれど癒えない傷があるでしょう
黄昏を振り返り
その度 過ちを知るでしょう
終わる日まで寄り添うように
君を憶えていたい
[アウトロ]
カムパネルラ