​[yama「Sleepless Night」歌詞]

[ヴァース 1]
昔の話をしようか
つやのない布にくるまれた
正しいかたちを掴めない
手垢のついた言葉を

[プレコーラス]
ゴミ捨て場で眺めてる
また今日がはじまってゆく

[コーラス]
心ひとつだけで息をするから
両手で包んで、誰のものでもない
70幾億かの朝が来るまで
静かに見える夜にのめり込んでく
淡い桃色に濃い青空が溶けて見えた場所で

[ヴァース 2]
日を追うごとに枯れてく
ひとひら　幸せの花弁
日々を呑み込んでゆくような
流れと逆側に

[プレコーラス]
向かう人だけが知ってる
無常とも言えないほどの
[コーラス]
心ひとつだけで息をするから
両手で包んで、誰のものでもない
70幾億かの朝が来るまで
静かに見える夜にのめり込んでく
淡い桃色に濃い青空が溶けて見えた

[ブリッジ]
はらり　薄紅の春
じわり　湿る夏の夜も
からりと乾いた秋空も
銀色　冬の朝も
変わらない　君だけの命の詩を

[プレコーラス]
ふいにしたあの匂いで
開いた箱には溶けかけた

[コーラス]
氷菓子が一つあるだけだよ
君はもうとうにそこを超えてる
振り返るよりも揺らいだならば
今あなたは何で立っている？
ここまで生きられた証を紡いでゆけ
今もここで