Kamikita Ken
メグル (Cycle)
[Verse 1]
閉じていく扉に間に合わなかった人。
遠回りしてでも進みゆけば、
向こう側を目指せる。
突き当りに出会い、俯き嘆いた人。
行き止まりではないと信じ抜けば、
次の場所に行ける

[Chorus]
涙が雨になるのなら、
涙が川に注ぐなら、
永久に、永久に、
大地(ほし)が守ってくれるのでしょう。
あなたが落とした分も。

[Verse 2]
絡み合う柵に
独りを受け入れた人。
羽織った布を一枚置いてみれば、
それらは解けてゆく。

[Chorus]
涙が川に注ぐなら、
涙が海に続くなら、
永久に、永久に、
大地(ほし)が守ってくれるのでしょう。
あなたが落とした分も。

[Verse 3]
汚れた感情は残さないように、
水は綺麗に溶かしてゆく。
またこの地を濡らすその時に、
笑顔でいてくださいと。

[Verse 4]
幾千もの人が、重ねた想いの層。
そこから零れた雨は少しだけ、
温かかった

[Chorus]
涙が海に続くなら、
涙が空に還るなら、
永久に、永久に、
大地(ほし)が守ってくれるのでしょう。
あなたが落とした分も。

[Verse 5]
いつかの悲しかったことも、
あの日に覚えた痛みの事も、
流れる未来で優しく許せる日が、
必ず待っている。