れをる (Reol)
あ可よろし (Akayoroshi)
[Reolの「ミッシング」歌詞]
流行りもなくなる有象無象この世は超レガート
快速遅延して港埋め立ててファーストセカンド
不甲斐ない自分ごとまとめて不用品回収どうぞ
早足で帰ったら急いで電源を落とせ
長く生きれば生きるほど不条理なことも知ってしまうね
あなたを悩ませる事情とか全部平らげてしまいたい
科学調味料食らう現代はまるっきりインスタント
幸不幸を取り違った結果万全とはいえない
下らないあたしならいらない
あと一度期待したい
しょうのない未来であるほど
泣かないでほら顔を上げてよ
絶望と同じ分だけ
愉しいニュースが飛び交う
あなたが向いてる方角こそ
前だと信じて踏みしめるだけ
可視化したい此の先 幸せの座標がわかってりゃ堂々
他人の親切や悪意に右往左往していても上等
頼りない綺麗ごとに身を委ねてうまくやれんならもっと
痛くない深くない誰かのようになんてなれない
ぬるい手合いじゃやり甲斐がない
まだ知らないそれが見たい
五臓も六腑もまるごと
間違って赤字を出しても
どうせ死ぬまでの埋め合わせ
派手な賭け事に乗り出せ
あたしが生きてる時代でこそ
やれると信じて疑わないだけ
あなたが生きる365日が
思い通りいかないような時も
番狂わせ回り回る今
公転と同じく摂理である
ただ歪な愛と愛に見舞われて
息絶え絶えにそれでもひたすら
重力のはたらきみたく
引かれ合うことを愛情だと呼びたい
拙いメソッドでまあ構わない
すべからく愛したい
優しさも弱さも覚悟も
泣かないでほら顔を上げてよ
絶望と同じ分だけ
愉しいニュースが飛び交う
あなたが向いてる方角こそ
前だと言い切ってよろしい
躊躇いなどは煩わしい
あ可よろしく笑う あなたが正しい