[ヒトリエ「KOTONOHA」歌詞]
「主義主張も無い癖にやたら斜に構え意思を投げる少年
夢、理想がありながら独り泣き濡れてそれを隠す少女」
どちらかってないだろう
どちらだっていいんだろう
どちら様ですかなんて、なんてくだらない世界、
に突きつけた銃口。
趣味嗜好の快楽にいやに忠実に身を任せる少年
死に物狂わせた姿、指を指してケラケラ笑う少女」
その誰しもがあたしで、その誰しもが僕だ、
ならどうしてなんだろう
息も出来なくなるほどに噎せる鼓動
わけもわからなくなってそれでもあたしは唄うの!
言葉、言葉、吐き出してただ
届け、届け、まだ見ぬ人へ
待てど、待てど、叶わぬ夢も
ひとり、ひとり、抉じ開けに向かう
「意味理由の無さゆえまるで世界に敵もいなさ気な少年
夢、理想がありながら独り泣き濡れてそれを隠す少年」
どちらだっていいだろう?
どちらだっていいだろう?
どちらの言葉も、だって「なんてつまらない世界」に向けられた銃口。
「有象無象の誘惑にまるで気を許す気配もない少女
趣味嗜好の快楽にいやに忠実に身を任せる少女」
どちらだっていいだろう?
どちらだっていいだろう?
どちらの言葉も、だって「だってくだらない世界」を決めつける暴論。
その2つとも今日で
その2つとも今日だ
挟まれてるあたしが導き出す答えは
その誰しもがあたしで、その誰しもが僕だ、
ああ、どうしてなんだろう
息も出来なくなるほどのこの気持ちは
居ても立ってもいられないよ
全細胞が震えてるんだ
心躍る、このリズムに乗る
音で、音で、僕は唄うの
果ての、果ての、その向こうまで
声を、声を、枯らし続ける
言葉、言葉、吐き出してただ
届け、届け、まだ見ぬ人へ
待てど、待てど、叶わぬ夢も
ひとり、ひとり、抉じ開けに向かえ