鏡音レン (Kagamine Len)
SNOBBISM
[Neruの「SNOBBISM」歌詞]
あれこれ吐いてばら撒かないと寝られやしない
やり切れない血反吐をたんとぶちまけないと釈然としない
一生そうして 心臓を投げ合って せせら笑うのが
この街の異様なモラリティーなんだ
セルフィーこそが 全てなのと言う少女に
気まぐれな同情だとか サブカルチャーが着弾する
生憎の予報ですが本日、東京一体の空には
警報級の悪巧みが降る様です
白昼堂々 駅のホームでは沢山もの
現実感が彼の背中を線路内へ蹴落としてる
人一人の命がエンタメのように さも折り込みチラシみたいに
消しカスとなって浪費コンテンツの 犠牲となる
さあ、喧嘩しようぜ 喧嘩しようぜ
インプレッション次第で ミサイルをぶっ放して
さあ、喧嘩しようぜ 喧嘩しようぜ
正当性なんて後 テープでくっつけろ
明日、世界が終わるだなんて法螺話に
そうだったらいいなと 逆に願ってる希死念慮の時代
何不自由ない これ以上もないくらいの 豪勢な今世に
僕等は見えない何かを欲していた
何千回何万回 馬鹿の一つ覚えのように 後悔をすんのが
この街の面白いところなんだ
一体どうして 未来図ってマニュアル本には
最重要な術の導線設計が なされてないんだよ
だから人は野蛮な凶器を振るうし それは至極当然の道理
バグ塗れの人類のデバッグはいつ終わる
さあ、喧嘩しようぜ 喧嘩しようぜ
センセーションなんかを爆弾でぶち込んで
さあ、喧嘩しようぜ 喧嘩しようぜ
一切合切をかなぐり捨てて行こうぜ
失うもんはもう無いさ 愛される身分でもないな
終生に及んで致し方ない防衛線
幼さとかいう小銃を ただあくまで誇示する僕等
硝煙を燻した騒擾なんか 滑稽なショー同然だ
一生、ブラフを威すがいいさ
そのままお山の大将やったらいいさ
バラックの集落で被害者面して馬鹿騒ぎしようぜ
空っぽの分際で馬鹿騒ぎしようぜ 馬鹿騒ぎしようぜ