鏡音レン (Kagamine Len)
裸装 (Rasou)
[Verse 1]
虚言よりも首を折るのが信用だろうが
意気地無しを甘やかすのは終身だろうが
静的Destrudoは虚栄心を噛み殺せなかったようで
要は所有物であるこの裸体は生憎無敵の奴隷

[Break]
I have to peel this
I have to peel this
I have to peel me
I have to peel me

[Verse 2]
ミルクの素肌に言霊が生える
引き摺り回し往くは獣道
なんて不快な皮
気持ちの悪い僕
咲かない傷は嫌いな心に
貴方が笑顔で本当に良かった

[Chorus]
価値とは価値の無いこの五体
価値とは価値の無いこの欠如
価値とは価値の無いこの言葉
価値とは・・・
優しい貴様の宣う有りの儘で僕は
口から溢した泥濘で顔を潤していい?

[Verse 3]
顔を埋めるなら骨の髄にさえ愛撫せよ
腐食嗜好の上質なお前に朱殷の幸福を
加害者の皮を剥いで縫い合わせる事が出来ないのならば
装うのはまたこの削ぎ落とした煤だらけの肉と便器?

[Bridge]
恐怖の力で無敵の意思を
恐怖の力で無敵の意思を
恐怖の力で無敵の意思を
肉片に蠢く塵共も潰せ

[Pre-Chorus]
何を求める?
これが僕です
死せばマシだろ

[Chorus]
価値とは価値の無いこの自壊
価値とは価値の無いこの嗚咽
価値とは価値の無いこの未来
価値とは・・・
優しい貴様の宣う有りの儘の為に
心を晒した安らかな僕はもう此処にいない
[Post Chorus]
さあ行こうか
不自由の向こう側へ
暴れだす体
沸き出す血飛沫
全ての事には意味がある
なあ、そうだろ?
おい、そうなんだろ?

僕が血を垂らし続ける限り
僕の存在には価値があると
死に損ねた僕に教えてくれた
貴方が笑顔で本当に良かった