羊文学 (Hitsujibungaku)
人間だった (Ningen-datta)
[羊文学「人間だった」歌詞]
きこえるかい 命の声が
きこえるかい きこえるかい
きこえるかい 大地の歌が
きこえるかい きこえるかい
ぼくたちはかつて人間だったのに
いつからかわすれてしまった
ああ いま 飛べ 飛べないなら
神さま じゃないと 思い出してよ
街灯の街並み 燃える原子炉
どこにいてもつながれる心
東京の天気は晴れ、晴れ、雨
操作されている
デザインされた都市
デザインされる子供
もっと便利にもっと自由に
なにを得て何を失ってきたのだろう
怖いものはない 怖いものはないのかい
忘れないで 自然は一瞬で全てをぶち壊すよ
本当はわかっている 君もわかっている
花の一生にとって 君は必要ないこと
わたしは知っている そしてただ見ている
人間が神になろうとして 落ちる
ぼくたちはかつて人間だったのに
いつからかわすれてしまった
ああ いま 飛べ 飛べないなら
神さま じゃないと 思い出して
ああ いま 行け 走って行け
風を切る奇跡 思い出してよ
神さまじゃない