宮下遊 (Yuu Miyashita)
ハチェット (Hatchet)
[宮下遊「ハチェット」歌詞]
[バース1]
息苦しさをねじ伏せて 好きになろうとした映画みたいな
泥に片足を突っ込んでる ここには誰もいない
小細工なしで生き残りたいと 誰にも言わずにいたっけ
愚直を生かした生存戦略の終わりの日
[プリコーラス]
ああいつもの雨は やさしく溺れさせる
[リフレイン]
旨くもないと言いながら
そこまで食わなくたっていいだろう
私の生き様を吐き出す腹の中まで
[バース2]
私の脚が腐っていくのを
気づきたくはないから 歩き方を教えた
言葉で鎮め宥め
泣けば引き上げてまた 突き落とす
[プリコーラス]
フォークなんかで突っつかないで
ひと思いにやっちゃって
[リフレイン]
サディストが作った街に
かぶれては痛みを知らぬ顔して
乗り慣れない路線を越えて
見慣れない駅まで道を外れて
[ブリッジ]
揺れるバスから遠目に見てた タイヤの墓場の果てにきた
ここだけは来るまいと 眺めてた場所へきた
カレンダーは白いまま 終わりが来る日へめくっていた
それがいつなのか 知る事が出来たなら
赤いペンでその日を囲んでいた
[バース3]
私の脚が腐っていくのを
指を咥えて見ているわけにはいかない
未来を疎んだツケがきたんだ
ついに自分の番が来たんだ
いやだ
フォークなんかで突っつかないで!
[リフレイン]
もう使いものにならないなら
未練がましいその斧で
おまえのその脚を切ってやれ
もう使いものにならないなら
未練がましいその斧で
おまえのその脚を切ってやれ
[アウトロ]
切ってやれ
フォークなんかで突っつかないで