ぜんぶ君のせいだ。(zenbukiminoseida.)
革鳴前夜 (Eve of Leather Ringing)
“心の臓 弾む前夜 幕開けの狼煙 脳波変化 足音は、そこにもう…”
「前を向くってどうやるんだ?」零れ落ちるいつもの癖
また置いていかれる役でしょ…
否。決め込むには 早すぎると。視えない未来を手繰る
ことが出来なくても 夢を見るくらいはこんな弱さを持ってる
このぼくにも 許される気がしてる 君もかい?
「ゆっくりでいい」
離さないと決めたよ ねえ 離さないって決めたの
待ち受ける先が底なしでも ぼくはさ、きっと泣かないから
眩く照らされた気になって 君の手を取って
約束をしよう 護り あそぶ。
四面楚歌ってなんでだって? 思い当たる節のオンパレード
目に入るもの全て 憎んでたって空虚だよね? わかってても
止まない負の円環 出口など霞む現状
進めよ行進うるさいちね 1人がいいのよ放っておいて
右向け右もハマらんくせ「寂しいね」って吐露する本音
ここ掘れワンとか道は作れ 理解してるのに見て見ぬフリ
いつからそうなのほんとやだ無理 出せなくなったS.O.S
「いや、逃げ出すには 早すぎる」と。知らない言葉が耳に
届く度に震えるけど ぼくはぼくで在って君じゃないでしょう
呪文のよう。明ける空見上げるんだ…君もかい?
「ゆっくりでいい」
例え話じゃない現実は此処に 目の前だよ
居るんだ 君もぼくも
ねえ 離さないと決めたら 怖くなくなったんだよ
泣くくらい不思議だしね、君もぼくも泣いて、困ったね、笑う
決して 離さないと決めたよ ねえ 離さないって決めたの
行き着く所は知らないけど ぼくはさ、もう泣かないから
眩く照らされたはずだから 君の手握る
革命の鐘は胸に、誓う。