ネクライトーキー (NECRY TALKIE)
夢みるドブネズミ (Yumemiru Dobunezumi)
[ネクライトーキー「夢みるドブネズミ」歌詞]
歩く、止まる、往来や
犬や駅の広告が
ムカつくほどに大袈裟だった
だけなんだ
しかしあれだ、意外だが
これはこれで落ち着くんだ
僕がここで野垂れ死のうと
誰も見ないから
「行ってまえ少年!」
突然聞こえてきた声で
振り向く少年
途端、裏返るアスファルト
ご覧、嘘が嘘じゃなくなる!
ちゅらちゅらちゅら
ちゅちゅちゅらちゅら鳴いてるような
ネズミ、偉そうにそこで立っていた
ちゅらちゅらちゅら
ちゅちゅちゅらちゅら叫んでるような
何か言っている聞き取れるだろうか
わかってないことだらけでも
彼が言うにネズミとは
天下一の生き物で
偶然、身体だけ小さいと言い張ったのだ
呆れる少年
これほど小さな身体で
「舐めるな少年!」
何故、自信が溢れるんだ
ほら、偽が偽じゃなくなる
ちゅらちゅらちゅら
ちゅちゅちゅらちゅら鳴いてるような
ネズミ、偉そうに腕を組んでいた
「誰がどう言えど関係ないさ」
「俺が決めたから関係ない」
ちゅらちゅらちゅら
ちゅちゅちゅらちゅら泣いてるような
僕も偉そうに笑えるのだろうか
ちゅらちゅらちゅら
ちゅちゅちゅらちゅら叫んでいたいな
地べたを這おうが進むだけマシか
わかってないことだらけでも