たかやん (Takayan)
家族 (Family)
[たかやん「家族」歌詞]

あの頃は中坊でド暑い夏
友達から母さんが買ってきたのは
子供のウェルシュコーギー
「ペットはもういい」って言ってた家族も すぐ可愛がり
めっちゃうるさい性格 んでワガママ
その上 大分かまってちゃん
家に入れたら入れたで 料理食べて 暴れ 外に出されてたっけ
人間関係 クソな奴等や 分からない人生にヘラった時は
帰れば庭には 光る表情をした君が居た
理解してないかもだけど目で話してくれる気がして飛びついてきた
ずっと笑っていた 僕より人生をずっと楽しんでいた

僕の手を甘く噛んで 家入ろうとすると寂しがって
一緒に居れずにごめんね 「また明日ね」って当たり前の毎日
一生続くなんて在り得なくて だからこそ狂うほど愛したくて
もう遅いかな。 ありがとう。 また空で。

あなたは13歳 でもおばあちゃん
いつの間にか引き摺ってる足を
疲れないで自由に暴れた姿も
今は無くて 生きるのさえ辛そう
けど人懐っこいのは変わんないまま 響く何かが
たかが動物? 違うよ家族。
他がどう思ってても僕はずっとそう想ってる
ある日の夏 仕事から帰ると庭に家族が 一人を囲む
呼吸をせずに君は眠る 口に葉っぱ 生きようとしてたのが分かる
家族を見守ってくれてるかい?
あほちゃんだからもう忘れているのかい?
忘れてても目一杯遊びたいから
あの笑顔で向こうで待っててほしい。
僕の手を甘く噛んで 家入ろうとすると寂しがって
一緒に居れずにごめんね 「また明日ね」って当たり前の毎日
一生続くなんて在り得なくて だからこそ狂うほど愛したくて
もう遅いかな。 ありがとう。 また空で。