ヒグチアイ (Ai Higuchi)
ココロジェリーフィッシュ (Kokoro Jellyfish)
​Ai Higuchi「ココロジェリーフィッシュ」の歌詞

予報はずれの雨の日は 透明のくらげがただようよ
苦し紛れについたウソ 心に雲を運んでる
いつもより静かな街は 色をかすかに残しているよ
君が忘れた黒い傘 いつまでもかわいたまんま

ねえ こんなことやめようよ 2人傷つくだけだよ
少しずつ離れてく距離にすがってるしかないでしょう
ねえ いつだっけ約束した2人の未来は雨でにじんで
見えないうちに 背を向けてしまおう

ココロジェリーフィッシュ つながった気持ちは
いつも最短距離を走るの
でも今は届かない 聞こえない そんな鼓動さえも
海の中 ゆらゆらと揺れては
闇をベッドに星を仰いで
会えるなら会いたい 素直な気持ち

あれから途絶えた連絡 つぶやいたメールは減ってくよ
自然に消えていくのかな?
いつまでも聞けないまんま
ねえ こんなことやめたいよ ほんとはただ逃げたいの
君の心の行方を知りたいの

君もジェリーフィッシュ 寄せては返すよに
2人の関係は曖昧で
誰が悪者になれば あたしが傷つくだけですむの?
海の中ぷかぷかと浮かんで
そのまま流れに身を任せて
知らぬ間に 君の隣に 流れ着きたい
いつかジェリーフィッシュ 失ってしまえば
線は2つの点に変わって
向こうから続く足跡 波がさらっていくよ
それでも逃げ出しそうな身体足も手も全てねじふせて
君のもとへ

もいちど 君に気持ち伝えて
一からやり直そうだなんて
今さら言えないこの小さなプライド壊してしまえよ
海の中2人で泳いだね きらきら揺れる波に向かって
戻りたいなんて言わない 欲しいのは未来