HIMEHINA
流れ行く命 (flowing life)
[HIMEHINA「流れ行く命」歌詞]

[Verse 1]
拝啓、昨日の自分
見捨てられることなど無いって、思うでしょ?
羅生(ラジョウ)の薄命(ハクメイ) 気づいてよ

生まれて祝われて持て囃(ハヤ)されてやがてそれは去り
何処(ドコ)へゆくの
唾棄(ダキ)もて遊ばれただけの火点(ヒトモ)し頃(ゴロ)の揺らがり
捐(ス)てるなら 愛吹(メブ)くのは止めてよ

[Chorus]
流れ行く命なら生まれてこなきゃ良かった
虚仮(オド)らされ 身を喰(ク)やし それでも
生きたいと 生きたいと
「ボクをなかったことにしないで。」
忘らる命の価値は
流れるほど軽いのですか

[Verse 2]
大抵、人は言う
一生一緒、好き、守るよとか
次の日にはお前の事飽きたからもう行っていいよなんて
何処(ドコ)にも
《他の居場所(イクトコロ)》なんてないのにさ
嗚呼
望まれたい
ねぇ誰か
抱き絞めてくれよ

[Chorus]
流れ行く命なら生まれてこなきゃ良かった
目を枯(カ)らし 血をあやし それでも
生きなきゃと笑っても
何のため?と世界が囁(ササヤ)く
忘らるあなたが居なけりゃ
萎(シオ)れる彼岸(ヒガン)の花

[Bridge]
会いたい
会いたい

閉じ込めた過去の過(アヤマ)ちも痛みも
全部全部受け止めるよ
「会いたかった」って言ってくれた君はボクの
生きる全てだから

[Chorus]
流れ行く命でも生まれてこれて良かった
虚仮(オド)らされ 身を喰(ク)やし それでも
生きたいよ 生きたいよ
「ここにずっと居てもいいかな?」
忘らる命の終着点(サキ)が
君の胸の中ならば
流れるのも悪くないな