[HIMEHINA「溺れるほど愛した花」歌詞]

[Verse 1]
「散々だなボクは」萎れる花は言った
簡単な言葉で明日を諦めた
段々色づいた美しい花を見て
「頑張ったらいいよ」
まるで吐き捨てた

[Pre-Chorus]
命を伸ばしてさ
あの雲の上に咲きたかった
もがいて歌えど
夢は夏に散った

[Chorus]
溺れるほど愛した熱情の花よ
溢れるほど流れる涙が朱の陽に染まる
さよなら深い光の無い世界で泣いて咲いていて
ずっと　ずっと

[Verse 2]
提燈の灯らぬ逃げ出した街の様に
簡単にボクらは夢を投げ捨てた
燦々色めいた駆け抜けた日々を見て
「頑張ってきたじゃない」
膝を抱き寄せた
[Pre-Chorus]
遠くへ　遠くへ
ゆけば振り切れる《宿命》だった
もがいて走れど
夢は足を止めた

[Chorus]
溺れるほど愛した失命の花よ
煙る空に消えゆくあなたが朱の陽に染まる
さよなら蒼い光の差す世界で泣いて咲いていて
ずっと　ずっと

[Bridge]
「背の伸びた向日葵みたいに咲いて居たいな」
願いは露に消えて、水の上に漂う
沈まぬように堪えてよ
永遠を謳い凛と笑うあの
蓮の様に

[Pre-Chorus]
壊れそうだ、あなたがここに居なければ
壊れそうだ、もう一度咲いてよ　溺れる花よ

[Chorus]
さらば　愛した熱情の花よ
溢れるほど流れる涙が朱の陽に染まる
ありがとう淡い光の差す世界で凪いで咲いていて
ずっと　ずっと