稲葉曇 (Inabakumori)
アンチサイクロン (Anticyclone)
[稲葉曇「アンチサイクロン (ft. 歌愛ユキ)」歌詞]

[イントロ]
あなたに向けた秘密の音
言葉が聳える街でまた会えるまで

[プリコーラス]
散らばった雨風の落とし物
いつでも飲めるように水筒に集めていけ

[コーラス]
摂取して摂取して息ができるように
風邪気味、焼けた声にならぬように
身に纏うあこがれとバイバイするために
吐き出した涙にちょっと邪魔をするように

[ポストコーラス]
残る夏の端っこで
あなたが求めると思い込んで黙っているわ

[バース 1]
炎天下に慣れたあなたといつでも叫べるように
受け取った悲しみで声を潤しておくよ
いつか濡れ濡れになってしまったときのために
循環する感情をずっとずっと待っていたい
[プリコーラス]
傘を失くして浸み込んだ分だけ
誰もわかりやしない景色を見れるのよ

[コーラス]
摂取して摂取して息ができるように
つくりかけの言葉を守り貫くために
なぞってなぞって綺麗にうつすように
途切れ途切れのナミダにそっと触れるように

[ポストコーラス]
残る夏の端っこで また聴かせてあげたかった

[バース 2]
炎天下に慣れたあなたといつでも叫べるように
受け取った悲しみでメロディを繰り返すよ
炎天下に慣れたあなたといつでも叫べるように
受け取った悲しみもいずれなくなってしまうよ
いつか濡れ濡れになってしまったときのために
循環する感情をずっとずっと期待していた
いつか渡したかったふたりだけの音
もう必要ないけれどずっとずっと持っていたい

[フーク]
なみだを飲み干してあたしは終わりを迎える?
言葉が聳える街の中で静かに眠るの
また、また会えるまで