Ippo.tsk
WOLF
[Spoken Intro]
冷たくて 切ない
耳に響く 雨音
遠くて 遠くて
未踏地域だと思われる場所
それでも
私たちは
ここにいる
イキテイル
イキテイル

[Verse 1]
儚げに 咲く花のように
茨もなく 守りすべもなく
叶うはずなく 遠い昔の 夢を想う

[Pre-Chorus]
何もなくて雨音だけ残る
見えなくて風音だけ語る
酷なほどに
静かに 雪は解けていく

[Chorus]
小さな希望に 身を任せて
届かない言葉に 耳を澄ませて
いつの日かの 旅立ちのために
どんなに痛くても どんなに辛くても
歩いていく
[Verse 2]
鋭くて 孤独のつららのように
朝の太陽に 落ちる一滴
粉雪に映る
懐かしい人影を 見つめる
強気に輝いて 狩人(ヒト)の瞳が
狼(ワタシ)を見て 驚愕に声を上げる

[Pre-Chorus]
鉄砲の音が 響いて
世界を 壊していく

[Chorus]
小さな始まりに 目を逸らして
訪れる終わりに 声を殺して
いつの日かの 終演のために
どんなに空しくても どんなに苦しくても
進んでいく

[Bridge]
わからない言葉に 戸惑っても 暴いても
初めて 知った 君(ヒト)がくれたぬくもり
あたたくて やさしくて だけど なぜか こわくて
裏切られるような 裏切ってるような

[Chorus]
小さな希望は どこにもなくて
届かない言葉は いずれ届いても
すぐに訪れる 旅立ちのために
どんなに痛くても どんなに辛くても
疲れ果てた身体 牙を剝いて
貴方がくれたもの 全部抱いて
今日の夜明けに 旅立ちの日
どんなに寂しくても どんなに悲しくても
[Outro]
そばにいなくても 歩いていて