[有機酸「アーリア」 歌詞]
贖いの声 地上から伸びる蜂の針は誰を刺す
一切が分からない 知り得ない
顧みておめおめと逃げる汚いなあ
はじまりのノイズが醒めるように怒鳴り散らかして
こうやってほら やりなおし やりなおし
君ももうわかっているんでしょ
(路地裏の陰に住む
何一つ与えることなく
何一つ奪うことなく
ただそこにあるということ
ただかわらないということ)
動き出す 脳は瓶詰のように
溢れ出す NOを閉じ込めた
せめてちょっとだけ
ああ もう ちょっとだけ
薬臭い白塗りのパノラマ
人生のフィナーレ迎える瞬間
刻一刻 パイプベッド上の
Over the field 視界が狭くなる
今こそ言える
「僕が世界一幸せ」
償いの愛 頭上から垂れる蜘蛛の糸は誰の?
一切が有り得ない わからない
夢に見ておろおろと濡らす拙いなあ
お終いの合図が責めるように喚き散らかして
そうやってまた繰り返し繰り返し
そこでほら笑っているのだ
赤い目をした あんたが睨んでいるのは
こうした実に甘美な
悪い夢でもみてたような本当の話
どうした?これで全部だ
青い目をした 誰かが孕んでいるのは
こうした実に無様な
酷い夢でも見てたような本当の話