​kessoku band
忘れてやらない (Never forget)
[結束バンド「忘れてやらない」歌詞]

[Verse 1]
ぜんぶ天気のせいでいいよ
この気まずさも倦怠感も
太陽は隠れながら知らんぷり
ガタゴト揺れる満員電車
すれ違うのは準急列車
輪郭のない雲の 表情を探してみる

[Pre-Chorus]
「作者の気持ちを答えなさい」
いったいなにが 正解なんだい?
予定調和の シナリオ踏み抜いて

[Chorus]
青い春なんてもんは
僕には似合わないんだ
それでも知ってるから 一度しかない瞬間は
儚さを孕んでる
絶対忘れてやらないよ
いつか死ぬまで何回だって
こんなこともあったって 笑ってやんのさ

[Verse 2]
狭い教室 真空状態
少年たちは青春全開
キリトリ線で区切れた僕の世界
嫌いな僕の劣等感と
他人と違う優越感と
せめぎあう絶妙な感情
いったい なにやってんだ
[Pre-Chorus]
「わかるわかる, 同じ気持ちさ」
ホントにそう思っていますか?
たじろぐ僕の気も知らないで

[Chorus]
誰かが始める今日は
僕には終わりの今日さ
繰り返す足踏みに 未来からの呼び声が
響いてる「進めよ」と
運命や奇跡なんてものは
きっと僕にはもったいないや
なんとなくの一歩を 踏み出すだけさ

[Instrumental Interlude]

[Pre-Chorus]
オトナほどクサってもいなくて
コドモほど天才じゃないが
僕は今 人生の中間だ

[Chorus]
風においてかれそうで
必死に喰らいついてる
いつもの鐘の音も 窓際に積んだ埃も
教室の匂いだって
絶対忘れてやらないよ
いつか死ぬまで何回だって
こんなこともあったって 笑ってやんのさ