​BUMP OF CHICKEN「記念撮影」歌詞

[Verse 1]
目的や理由のざわめきからはみ出した
名付けようのない時間の場所に
紙飛行機みたいに　ふらふら飛び込んで
空の色が変わるのを見ていた

[Verse 2]
遠くに聞こえた　遠吠えとブレーキ
一本のコーラを挟んで座った
好きなだけ喋って　好きなだけ黙って
曖昧なメロディー　一緒になぞった

[Pre-Chorus]
やりたい事がないわけじゃないはずだったと思うけど
思い出そうとしたら　笑顔とため息の事ばかり

[Chorus]
ねぇ　きっと　迷子のままでも大丈夫
僕らはどこへでもいけると思う
君は知っていた　僕も気付いていた
終わる魔法の中にいた事

[Verse 3]
昨日と似たような繰り返しの普通に
少しずつこっそり時間削られた
瞬きの向こうに　いろいろいくつも
見落としたり　見落としたふりしたり
[Verse 4]
あれほど近くて　だけど触れなかった
冗談と沈黙の奥の何か
ポケットには鍵と　丸めたレシートと
面倒な本音を　つっこんで隠していた

[Pre-Chorus]
固まって待ったシャッター　レンズの前で並んで
とても楽しくて　ずるくて　あまりに眩しかった

[Chorus]
そして今　想像じゃない未来に立って
相変わらず同じ怪我をしたよ
掌の上の　動かない景色の中から
僕らが僕を見ている

[Verse 5]
目的や理由のざわめきに囲まれて
覚えて慣れて　ベストを尽くして
聞こえた気がした　遠吠えとブレーキ
曖昧なメロディー　一人でなぞった

[Pre-Chorus]
言葉に直せない全てを　紙飛行機みたいに
あの時二人で見つめた　レンズの向こうの世界へ...
[Chorus]
...投げたんだ
想像じゃない未来に立って
僕だけの昨日が積み重なっても
その昨日の下の　変わらない景色の中から
ここまで繋がっている
迷子のままでも大丈夫
僕らはどこへでもいけると思う
君は笑っていた　僕だってそうだった
終わる魔法の外に向けて
今僕がいる未来に向けて