誓いの火を胸に灯せ同志たちよ 絶望の内にこそ希望を抱け
月明かりの下で進む計画 生涯忘れ得ぬ夜になる
ほろ酔い看守はカードに夢中 葉巻の煙立ち込める部屋で
必要なものは全て手に入れた 決行の時がついに訪れた
誓いの火を胸に灯せ同志たちよ 絶望の内にこそ希望を抱け
月明かりの下で進む計画 生涯忘れ得ぬ夜になる
音もなく鉄の扉を開き 拘束の部屋を這いずり出た
全ての危険は自由のために 虐げられてきた日々に別れを
サーチライトの間をくぐり抜け 深い闇の中で息を潜める
立ちはだかる塀の向こう側には 祖国へと続く広い大地
収容所の空が白み始めて 静寂と共に朝が訪れる
高らかに響け 勝利の旋律 勇者たちよ今 夜が明けた
時には荒れ狂う空と海が 航海の邪魔をしても
やがて雲間から陽の光差し この旅路を照らし出す
嵐は去り青く晴れた空に 帆を上げろ陽差し浴びて
誰もが無謀だと笑う旅に 「幸あれ」と風が吹いた