初音ミク (Hatsune Miku)
Postscript
あたたかい床に溜息が沈む
重い体引きずって窓から空眺めてる
もう雪の季節

揺れ動くぼくは曖昧なままで
すべて終わった今でも瞳の奥を痛みが
まだ駆け抜けてく

またね
ほんとは好きだったけど
後悔ばかりだけど
過ぎてく時は見つめない
みんな変わっていくんだ
だんだんぼくもわかってきたよ

あたたかいきみの手のひらと指が
破れた胸の隙間を魚のように泳いでく
ありがと もういいんだ

またね
ほんとは好きだったけど
後悔ばかりだけど
友達 それでよかった
ふたりの時間 夢のよう
帰ってこない もう知ってるんだ

またね
ほんとは好きだったけど
後悔ばかりだけど
流砂みたいな月日も
光の速さ 過ぎてく
どこまでいくかわからないけど

あたたかい夢にお別れを言うよ
見えない闇に踏み出す 明日のこともわからない
でもまた会えるさ