初音ミク (Hatsune Miku)
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[香椎モイミ「0:00」歌詞]

だいたい難なくこなして 大概損害などなく
曖昧に口を開いて 万端にただ息をする
口実を作り続けて 忘れたように見せかけては
いらだって 今、会って 「何も知らない」なんて言えないや

閑散とした駅のホーム 昔の君が見えた気がして
繋がらない電波を横目に 気付けば僕は駆け出していた
欠けた何かがざわめき出す 馳せた想いが色めき立つ
今、なんだ 言わなくちゃ 「僕もそこに連れて行って」って

ここは生者の世界だ 未来ある者だけの世界だ
あちらとこちらで隔たれた 僕らは触り合うことも出来ない
もういいよ さぁ早く いこういこう君の世界へ

最初から分かってたことだ 抗えない運命だと
どうして君だったかなんて 僕の単なるワガママなんだ
君には未来がなかった だからこそ惹かれてしまった
僕の言葉で 僕の態度で 君は死んだりしないじゃないか

感情は怪物のように 僕の心を蝕んでいく
君の手のひらは温かくて 毎晩握り眠りに就いた
もう一度手を繋ぎたいよ 君の呼吸を感じさせてよ
「好き」なんて言わなかったら 君はずっと傍に居てくれた?

痛い痛いよ 耐えられない こんなに苦しいんだ、ほらね
正しい場所へ今帰るから やっと会えるね

ここは生者の世界だ 未来あるものだけの世界だ
君がほら確かに笑ってる こんなに世界は綺麗だったんだ
ありがとう さようなら 君と見た愛しき景色よ