初音ミク (Hatsune Miku)
​allegro
[蝶々P「allegro (feat. 初音ミク)」歌詞]

鏡に映った昨日が綺麗で
僕は床へとすぐに目を逸らす
でもそこにある花束は嫌いで
僕はしょうがなく視界を閉じるの

自分で言ったことすら守れない
そんな奴にはなりたくないよと
硝子に向かって背伸びをしたまま
僕はしょうがなく心を閉じるの

ラジコンもレターセットもカードケースもクマのぬいぐるみも
ここにある物には全てそれぞれにそれなりの理由がある

もしも今ここで僕と君が一緒にいなかったら
見える景色の色はきっとまだ白と黒の二色

物語というものには必ず
重要になる人物がいてさ
僕が歩くのを想定したとき
一体そいつは誰なのでしょうか

君であって欲しいという願いに
嫌な現実が反比例してさ
僕が消えるのを想定したとき
一体どれほど寒いのでしょうか

「ただ君と一緒にいたい」そんな言葉、夢、理想、声、鼓動
ここにある僕には全てそれを追いかけられる権利がある

もしもあの場所で僕と君が出会っていなかったら
こんな気持ちも知らずきっとまだ白と黒の二色

もしも今ここで僕と君が一緒にいなかったら
見える景色の色はきっとまだ白と黒だけど

もしもなんて事はなく今は隣にいられるから
見える景色の色はきっともう僕と君の二色