初音ミク (Hatsune Miku)
いつか蕾の再会を (Itsuka Tsubomi no Saikai wo)
[大江カルシー「いつか蕾の再会を (ft. 初音ミク)」歌詞]

三月の遅い雪を眺め
「寂しくなるね」と君は笑う
君との距離はテーブル一個分
桜舞う頃には何倍に
選ぶべき道を選べなくて
窓際一人動けないまま
妙に焦らせるこの気持ちの
名前もわからず言の葉を探してる

「君がいないと僕は本当に駄目なんだ」
すがる言葉も言えない弱さも
割り切れなくてただ空を見上げたら
それだけで 側にいて。

別れの季節を何に喩えよう
「見えない」「会えない」そうなるのに
言葉にならず誰も触れないままで
僕ら散っていくのに

慣れない言葉が口を衝いて
俯き加減に僕は笑う
変わっていく僕らをそれでも
変わらないように必死に繋ぎ止めた

次の街から君を思い返しても
距離と時間の壁に戻されるから
いつものような何気ない一言で
それだけで壊して ねえ

別れの季節を何に喩えよう
「見えない」「会えない」そうなる前に
一つ君に残る何かを
ずっと探して

別れの季節、花開くあなたへ
「見えない」「会えない」そうなるのに
言葉にならず誰も触れないままで
僕ら散っていくから
夜を超えて
いつか蕾のままで二人出会えますように
祈っている ただ愛してる
どんな君も ただ咲き誇れ