DAOKO
夕暮れパラレリズム
音と鼓動を私の
子供のころの温度に合わせて
夕方カラスと一緒に (かえろ)

公園背に手を振った
君はどうしたいの?
私はどうしたいんだろうね
2人が分からないもの
誰が知っていると言うの

角膜反射する眩しいオレンジ
ブランコに缶蹴り 雑踏に泣いたり
あの頃のビー玉のような
透明度今も保っているの?
わたしはどうだ
駄菓子屋で買った
金平糖, シガレット, きなこ棒の 当たりを狙って競争した
あの駄菓子屋も最近
潰れちゃった
神様の言うとおり
他人任せてきたらこの通り
桜の下 涙流した
期待はずれの自分が嫌だった
泣いた 明け方
ただただ褒めて欲しかっただけだから
私の中のだるまさん 転んだまま
ずっとそのまま 動かないから