Lamp
日本少年の夏 (Nihon Syonen no Natsu)
[Lamp「日本少年の夏」歌詞]
真昼の夢にうなされている様な 蒼白色の横顔うつし
見知らぬ此処に今立ち尽くしてる
深い眠りに言葉を隠したまま
二つ折の恋文 紋白蝶は彷徨う
風が月日捲るたびに 音もなく千切れた
「さようなら」 ひらひら 舞い下りて行く
自惚れを纏い夢の奥まで
泡沫の日々は遠く翳む
溜め息だらけの蓮池の上 花に埋もれ湯舟を漕いだ
戸惑うばかりの無邪気さを乗せて
岸辺を離れ膨らむ月まで行く
微温湯に揺られて 莫迦な独り言を一つ
白糖の飛沫散らし 不機嫌に漂う
「さようなら」 ゆらゆら 浮かんで行く
自惚れを纏い夢の奥まで
泡沫の日々を遠く翳む
日本少年の夏が来た