KANA-BOON
机上、綴る、思想 (Kijou, Tsuzuru, Shisou)
土砂降りの中、絵の具で描いたような
ドロドロの心情
汚れちまっても純情
吐瀉物の跡、残る土曜の早朝
そんなような心境で創り出す日々である
それでもまだ、それでもまだ這いつくばって
もう溢れる陽が鮮明
それでもまた、それでもまた愛してしまいそう
零れるメーデー
握った筆の先
かすれた文字で綴る 詩 感情
生みの痛みと君の産声は
どこへゆこうとも消えはしないようだ
それは苦しみ、それは喜び
そして心に輪をかけ野へと放す
それでもまだ、それでもまだ這いつくばって
もう溢れる陽が鮮明
それでもまた、それでもまた愛してしまうだろう
零れるメーデー
握った筆の先
かすれた文字で綴る 思想
終わりなどない日々め
机上 片肘ついて夜も朝もない