松任谷由実 (Yumi Matsutoya)
5cmの向う岸 (Between Those 5 Centimeters / Gosenchi no Mukou Gishi)
[松任谷由実「5cmの向う岸」歌詞]

最初からわかってたのは
パンプスははけないってこと
歩きつつ彼と話すと
知らぬまに猫背になるの
七夕のパレードを見に
腕をくみ人ごみ泳げば
でくわしたクラスメイトが
次の朝みんなで笑う

彼は誰なの どこで見つけたの
でもかわいいね あなたより背が低い
並んだら5cmも

それ以来 急に気になり
心もち離れて歩いた
人前で冷たくしたり
わけもなく傷つけだした

僕もまえから おかしかったのさ
やっぱり二人合わないよ 背がちがう
並んだら5cmも

さよならは混んでたディスコ
はじめてで最後のチークタイム
あのひとのおでこの上で
いつまでも鼻をすすった
あの日のダンス 本物だったね
今は似合いのTinyな女の子
つれてるときいたけど
あんなダンスは二度とできないね
子供だったの 5cmの向う岸
二人とも渡れずに
若いころには人目が大事よ
もっと大事なやさしさを失くしても
気づかない こともある
ラララ…