米津玄師 (Kenshi Yonezu)
笛吹けども踊らず (Fuefukedomo Odorazu)
[米津玄師「笛吹けども踊らず」歌詞]
でもなんでこうなったんだここで今何してんだ
ギラギラの目の人たちにあらぬ疑いをかけられて
沢山の流言飛語が息巻いて飛び交う部屋に
着の身着のまま放り込まれた俺は一体何をした?
何らかの勘違いで俺は今冤罪を背負って
身に覚えなどない言葉で埒のあかない押し問答
切り取った密室に浮かぶ煩雑と食傷の空気
巡り巡れど罪もなし
もういいかい、もういいかい
すっからかんになったしさあさあ
そんなもんはやっちゃないさ放っておいてや
充分さ、充分だ
悪いのは誰だろうなあなあ
立ち込んだ青い吐息白々しい
目を向けられている
でもなんでこうなったんだここで今何してんだ
ヘトヘトの目の人たちは昨日の夜のことばかり問う
俺は酒を呑んだんだ夜の淵踊ったんだ
そしたら靴が脱げ落ちて夜の魚に食べられた
その後は…その後は
それは確かに覚えてない!
もういいかい、もういいかい
すっからかんになったしさあさあ
そんなもんはやっちゃないさ放っておいてや
充分さ、充分だ
悪いのは誰だろうなあなあ
立ち込んだ青い吐息白々しい
目を向けられている
もういいや、もういいや、
そろそろ終わりにしようなあ
皆呼んで踊ろうや手を叩いてさ
ハレルヤ、ハレルヤ
誰も悪くないだろうなあなあ
円満で終わろうや手を繋いでさ
笛吹けども踊らず