米津玄師 (Kenshi Yonezu)
馬と鹿 (Uma to Shika)
[米津玄師「馬と鹿 」歌詞]
[ヴァース 1]
歪んで傷だらけの春
麻酔も打たずに歩いた
体の奥底で響く
生き足りないと強く
[プリコーラス]
まだ味わうさ 噛み終えたガムの味
冷めきれないままの心で
ひとつひとつなくした果てに
ようやく残ったもの
[コーラス]
これが愛じゃなければなんと呼ぶのか
僕は知らなかった
呼べよ 花の名前をただ一つだけ
張り裂けるくらいに
鼻先が触れる 呼吸が止まる
痛みは消えないままでいい (Oh-oh-oh-oh-oh)
[ヴァース2]
疲れたその目で何を言う
傷跡隠して歩いた
そのくせ影をばら撒いた
気づいて欲しかった
[プリコーラス]
まだ歩けるか 噛み締めた砂の味
夜露で濡れた芝生の上
はやる胸に 尋ねる言葉
終わるにはまだ早いだろう
[コーラス]
誰も悲しまぬように微笑むことが
上手くできなかった
一つ ただ一つでいい 守れるだけで
それでよかったのに
あまりにくだらない 願いが消えない
誰にも奪えない魂
[ブリッジ]
何に例えよう 君と僕を
踵に残る似た傷を
晴れ間を結えばまだ続く
行こう花も咲かないうちに
[コーラス]
これが愛じゃなければなんと呼ぶのか
僕は知らなかった
呼べよ 恐れるままに花の名前を
君じゃなきゃ駄目だと
鼻先が触れる 呼吸が止まる
痛みは消えないままでいい
[アウトロ]
あまりにくだらない
願いが消えない 止まない