​yama
独白 (Dokuhaku)
[yama「独白」歌詞]

[Verse 1]
だましだましで息をしてたから
明日に持っていく余白がないほど
ただれ腐って黒くなった跡が
覆いつくしていた
僕の歪んだ器が嫌いで
額打ちつけ無力さを責めた
君の純白な器が綺麗で
声にならない声で
牙を剥いていた

[Chorus]
背中合わせた君の孤独が僕だ
埋まることのないテスト用紙を片手に
ただ無垢なまま歩いていたかった
敵わないと気づきたかった
ずっと

[Verse 2]
己の性知る度にいっそ
あるがままを許せたらいいのに
力一杯を託した言葉で
失いはてた心全て
手繰り寄せていた
[Chorus]
向かい合わせた君の穴が僕だ
消えることのない傷を縫いあわせた
みすぼらしいまま赤い嘘をついた
叶わないと分かりたかった けれど

[Post-Chorus]
ああ、これも罪悪か
愛した罰か
触れた指先が震えていた事

[Breakdown]
隣り合わせた君の鼓動は遠く
流した涙ひとつ拭ってやれない
こんな姿じゃ到底生きられない
「それでもいい」
そう思えたら

[Chorus]
背中合わせた君の孤独が僕だ
解けることのないテスト用紙を片手に
この手で今は探していたいんだ
ぼくはここでぼくで生きる
ずっと3