[​ヨルシカ「ただ君に晴れ」歌詞]

[Intro]
夜に浮かんでいた
海月のような月が爆ぜた
バス停の背を覗けば
あの夏の君が頭にいる

[Refrain]
だけ

[Verse 1]
鳥居 乾いた雲 夏の匂いが頬を撫でる
大人になるまでほら、背伸びしたままで
遊び疲れたらバス停裏で空でも見よう
じきに夏が暮れても きっときっと覚えてるから

[Chorus]
追いつけないまま大人になって
君のポケットに夜が咲く
口に出せないなら僕は一人だ
それでいいからもう諦めてる

[Refrain]
だけ
[Verse 2]
夏日 乾いた雲 山桜桃梅 錆びた標識
記憶の中はいつも夏の匂いがする
写真なんて紙切れだ 思い出なんてただの塵だ
それがわからないから、口を噤んだまま
絶えず君のいこふ 記憶に夏野の石一つ

[Chorus]
俯いたまま大人になって
追いつけない ただ君に晴れ
口に出せないまま坂を上った
僕らの影に夜が咲いていく

[Bridge]
俯いたまま大人になった
君が思うまま手を叩け
陽の落ちる坂道を上って
僕らの影は あ あ

[Chorus]
追いつけないまま大人になって
君のポケットに夜が咲く
口に出せなくても僕ら一つだ
それでいいだろ、もう
君の想い出を噛み締めてる
[Refrain]
だけ