ヨルシカ (Yorushika)
あの夏に咲け (Blooming in That Summer)
[Intro]
君が触れたら、た、た、ただの花さえ笑って宙に咲け
君に倣って、て、照れるまま座って
バスの最終時刻 オーバー

[Verse 1]
いつもの通りバス亭で、君はサイダーを持っていた
それだって様になってるなあ
しがない物書きであった僕はその風景を描いていた
隣に座る間も無く消えた。バスが走っていく

[Pre-Chorus]
書いて書いてようやく得たものが 妬みとか蔑みとか!
なんかもう忘れたい

[Chorus]
君が触れたら、た、た、ただの花さえ笑って宙に咲け
君が登って、て、照れる雲も赤らんで飛んでいく
君がいるなら、た、た、退屈な日々も何てことはないけど
君がいた騒々しい夏もさよなら
誰か応答願う オーバー

[Verse 2]
雨の街路脇、君は立っていた
片手には赤いカトレア (Woah, oh-oh-oh)
君の流した水滴が夕立ちみたく伝っていた
君が泣いてるのに手は動いた
声もかけないで
その顔を書いていた
[Pre-Chorus]
吐いて 吐いてようやくわかるのが痛みです 虚しさです
なんかもう馬鹿みたい

[Chorus]
満たされるから、た、た、足りてた分を落として 嫌になるんだよ
それで良かったって笑えるほど大人じゃないのにさ
君が乗り込む、バ、バ、バスの隙間に僕の場所はないから
君がいた想像だけが嵩んでいく
今日も人生俯瞰、オーバー

[Bridge]
君が歩けば花が咲く
君が歩けば空が泣く
君が笑えば遠い夏
笑う顔が書いてみたい
夕立の中泣く君に
僕が言えるのなら
もう一回あの夏に戻って

[Chorus]
君が泣いてる、と、と、止まらない訳を僕は知っていたい
君に触れたら、て、て、適当なことでも喋ってみよう
君がいたから、た、た、退屈な日々も何てことはないのさ
君に笑って、て、照れるまま座って
バスの最終時刻、オーバー