​[ヨルシカ「花に亡霊」歌詞]

[Verse 1]
もう忘れてしまったかな
夏の木陰に座ったまま
氷菓(アイス)を口に放り込んで風を待っていた
もう忘れてしまったかな
世の中の全部嘘だらけ
本当の価値を二人で探しに行こうと笑ったこと

[Pre-Chorus]
忘れないように
色褪せないように
形に残るものが全てじゃないように

[Chorus]
言葉をもっと教えて 夏が来るって教えて
僕は描いてる 眼に映ったのは夏の亡霊だ
風にスカートが揺れて 想い出なんて忘れて
浅い呼吸をする, 汗を拭って夏めく

[Verse 2]
もう忘れてしまったかな
夏の木陰に座った頃
遠くの丘から顔出した雲があったじゃないか
君はそれを掴もうとして
馬鹿みたいに空を切った手で
僕は紙に雲一つを書いて
笑って握って見せて
[Pre-Chorus]
忘れないように
色褪せないように
歴史に残るものが全てじゃないから

[Chorus]
今だけ顔も失くして
言葉も全部忘れて
君は笑ってる
夏を待っている僕ら亡霊だ
心をもっと教えて
夏の匂いを教えて
浅い呼吸をする

[Bridge]
忘れないように
色褪せないように
心に響くものが全てじゃないから

[Chorus]
言葉をもっと教えて
さよならだって教えて
今も見るんだよ
夏に咲いてる花に亡霊を
言葉じゃなくて時間を
時間じゃなくて心を
浅い呼吸をする, 汗を拭って夏めく
[Post-Chorus]
夏の匂いがする
夏の匂いがする

[Outro]
もう忘れてしまったかな
夏の木陰に座ったまま
氷菓(アイス)を口に放り込んで風を待っていた