[indigo la End「夜行」の歌詞]
雪降らし
固まる
時すでに遅し
最適解
春を待つばかり
ぐるぐると混み合っていく
まだ泣いてはいないけど
戻れない 戻れない
剥がれ落ちぬかさぶた
わかるけど わかるけどさ
でも
行かないで 行かないで
夜行で駆け落ちたいよ
細い腕に絡み付いた痛みも分けて欲しいから
雪解けに巡らした気持ち
時の入り口で尻込み
冬が春追いやっていく
もどかしくて汚れてんだ
この重い恋心
深くなり過ぎたよな
わかるけど わかるけどさ
でも
行かないで 行かないで
夜行で駆け落ちたいよ
細い腕に絡み付いた痛みも分けて
行かないで 行かないで
あなたが秘密の先で裸になるまで
秘密の先までの道半ば
愛しくなる温もりをたよりに
目を閉じた夜
もう少しだけと思うほど
助走もなく奪われる熱
夜の先に
春はなかったみたいだ
夜行秘密
一人で握った