[​indigo la End「カンナ」歌詞]

[Verse 1]
朝に吠える犬 隣で寝てる美人
壮大な予告編も霞む日常
満ち足りたカップを覗いた
映りそうで映らない顔
予感めいたものはなかった

[Pre-Chorus]
はしゃぐ心今日もまた
解き明かして待ってるよ 幸せだな
起こしてくれよ もしも夢なら

[Chorus]
裸足だったのに 今はこんなにも
嘘みたいな泡に乗って
芝居がかったあくびをした
君が起きるように
思い出ってほど美化はしないけれど
生温いキスをしようよ
そしてコーヒーを淹れて
苦いキスもしようよ
子供みたいに笑って

[Verse 2]
無邪気になって彼女になって
突く雨にも気付かない
君と囲んだ淡い光に誘われて
遅刻も気にならないくらい
目を奪われた
[Chorus]
未来の話 進めよう
ドラマみたいな 当事者になったんだね
起こさないで もしも夢でも

[Chorus]
裸足だったのに 今はこんなにも
嘘みたいな泡に乗って
芝居がかった話をした
君が起きないように
思い出ってほど美化はしないけれど
生温いキスをしようよ
流れてくるテレビの音がやけにリアルになった

[Bridge]
遠のいてく声 しらを切りたいよ
闇がぐらついた 割れそうな泡で
君が溶け込んだ 今だって感じで
カップを覗いた 今は見えそうだ
あまりに普通で 目を閉じてしまう
それでも映る 瞳の裏に

[Pre-Chorus]
幸せだったのに 求め合ったのに
僕を置いていなくなった
最初からいなかったとか
野暮なこと言わないで
[Chorus]
切ないのに楽しかった
1人で作った世界は
日常を隠した瞬間
幸せに変わったんだ

思い出ってほど美化はしないけれど
さよならも言わないよ
予告が最悪な映画でも見て目を閉じようか
子供みたいに

[Outro]
朝に鳴ったアラーム
予感めいたものはなかった