キタニタツヤ (Tatsuya Kitani)
青嵐のあとで (Aoarashi no Ato de)
[sajou no hana「青嵐のあとで」歌詞]
[Verse 1]
瞬きひとつの間に過ぎ去っていく
青嵐のような君の後ろ姿が
滲んだ視界の中、おぼろになる
誰もいなくなった帰り道を歩いていく
[Pre-Chorus]
明星が傾いていく ほのかに夜の匂い
明日の僕らが今日の僕らと違っていても
二度とは戻れないとしても
[Chorus]
例え十年先も二十年先も
きっと、ずっと、忘れられないんだよ
手を繋いで誓った、幼い約束を
夏の終わりを告げるような微温い風とともに
淡い紅掛けの空の色に染まっていくよ
[Verse 2]
どこかで落としてきてしまったのかな
大切にしてきたことだけは覚えてる
些細な思い出の依り代たち
色褪せてしまって、頼りなげに佇んでる
[Pre-Chorus]
足跡を辿れたなら あの日に戻れたなら
透き通った君の頬に浮かんだ憂いを
二度とは見逃しはしないのに
[Chorus]
何も言わずにそっと消えてしまった
どうして僕を置いていってしまうんだよ
隣にいた筈の君が残したもの
またいつか会えるように、君を探せるように
右手に少し灯る微かな温もりを
[Verse 3]
想像で胸が満ちるほど
幼かった頃は知らなかった
永遠というまぼろしはいつか
その手から溢れてしまうことを
別れ道が来たらさよならだと
[Bridge]
夕凪の静寂が僕を包んだ
君を連れていった青嵐のあとで
[Chorus]
例え十年先も二十年先も
きっと、ずっと、忘れられないんだよ
手を繋いで誓った、幼い約束を
夏の終わりを告げるような微温い風とともに
淡い紅掛けの空の色に染まっていくよ