キタニタツヤ (Tatsuya Kitani)
アンスロポス (ANTHROPOS)
[SUPER EIGHT「アンスロポス」歌詞]
崩れそうな足元を見つめていた
闇を掻いて抗うように叫んだ
悲しみに、苦しみに
呑み込まれそうになっても
青く燃ゆる命の火
涙で消えぬように
あたたかな光で
瞳を満たした君に会いに行くよ
さぁ顔を上げて、愛しい人
僕らは涙を拭い去って
さぁ手を握って、離れないで
見上げた色、ずっと覚えていて
振り返って轍を眺めていた
よろけながらここまで辿り着いた
悲しみに、苦しみに
道を違(たが)えそうになっても
青く燃ゆる命の火
行き先しめすように
遠くからかすかに
歌う声がして、また前を向いた
ありふれた言葉を
両手に抱えて君に会いに行くよ
さぁ顔を上げて、弱い僕よ
かつての敗北と手を繋いで
さぁ昨日を捨て、明日を征け
見上げた色、双脚(そうぼう)に刻んで
決して忘れないでいたい
一生を終えるまで
ねぇ、聞こえている? 僕らの声
ねぇ、あの火はまだ青く燃えているよ
さぁ顔を上げて、愛しい人
僕らは涙を拭い去って
さぁ手を握って、離れないで
見上げた色、ずっと覚えていて
高く飛べなくても
固く大地を踏み締めろ
遠く思えた空に
触れられるような気がした