キタニタツヤ (Tatsuya Kitani)
いきるひとびと (Ikiru hito bito)
やっと気づいた、この命が誰のものかってこと。
真っ白の人生を、自分の色で染めていくこと。
きみが彩る世界の主役は、きみだけだけど。
「ずっと独りだ」なんて言わないでよ。
僕らいつかきっと、答えにたどりつけるから。
歩くことをやめないでいよう。
誰もが誰かと呼吸を交わしあっていく。
一秒ずつを生きて。
ずっとわかってる、僕らは僕らでしかないってこと。
「あの人」の人生は、「あの人」だけに与えられたもの。
きっと僕らは、少しずつどこかが欠けているから。
たった独りでいつも苦しんでいる、「あの人」も。
僕も。君も。誰もが皆、「人の間」でしか生きれなくて。
体温を寄せ合って、凍える夜を乗り越えていく。
誰かと繋がることを、恐れないでよ、ねぇ。
僕らいつかきっと、答えにたどりつけるから。
歩くことをやめないでいよう。
誰もが誰かと呼吸を交わしあっていく。
一秒ずつを生きて。