キタニタツヤ (Tatsuya Kitani)
眠らない街、眠りたい僕 (Nemuranai Machi Nemuritai Boku)
​ナナヲアカリ「眠らない街、眠りたい僕」の歌詞

あいつの鼻を明かしているはずだった
これが現実のよう
累積していくざらついた劣等感
笑ったっていいんだぜ
成功=幻想だ

勝算はどこにもない
根拠もない あの自信が恋しくなるな
好きなことは金にならないまま
周りだけどんどん進んでいく
昨日も今日も明日もなにもない
僕に変わりない
描いた未来は此処にありました
…今は口に出すのも恥ずかしい

くだらないな こんなんじゃ
僕の人生に意味はコレっぽっちもないんだ
気付いた時には遅かった
もう誰にもなれないや
この街の隅っこで腟をかじって
安いライトに焦がされる夜も
どうすればよかった?神様はいないから
このまま 目覚めなくていいかなぁ
今日こそ何か見つけているはずだった
「繰り返し」を繰り返す
飽きられちゃって、嫌だ
捨てられてこねる 駄々

…アーユー正気? 期待などされてないさ

協賛は見つからない あるワケない
熱が出たまま狂っちゃった
好きなことは金にならないまま
時計の針だけが進んでいく
昨日も今日も明日もなにもない
僕に変わりない
嫌い嫌いと目を外らすばっか
馬鹿でもできることしかできない

くだらないな こんなんじゃ
僕の人生に意味はコレっぽっちもないんだ
気付いた時には 遅かった
もう 誰にもなれぬまま
この街の隅っこで爪を噛んでは
せこい言葉に騒されかけてる
どうすればよかった? アテなんてないから
このまま 帰れなくていいかなぁ

大丈夫だって踏み出した
その一歩がきっと間違えていた
自動車の音で眠れなくなって
置いていかないで と鎚っていた
純情を失くして愛情は逃亡
最高な街が最低に変わったんだ
今日も誰も彼も見ていないだから
生きなくていいんじゃない?
悪いのは誰だよ悪いのは、そう

詰まるところ 二十二の僕の存在に
生きた跡って残ってないの
"助けて"という叫び声は喉元で泡になった
鏡の中で笑っていられた顔が
化物みたいに歪んだ今も
死ぬのは怖いみたいだ

くだらないな こんなんじゃ
僕の人生に意味はコレっぽっちもないんだ
気付いた時には 遅かった
もう人には成れないや
この街の隅っこで喉を枯らして
安いライトに焦がされる夜も
どうすればよかった?神様がいないなら
このまま 帰らなくていいかな 目覚めないから