[須田景凪「Carol」歌詞]
帰路の騒がしい街
夕の朱色まで
すべて染め上げていく
寄り道をした
風が連れ去る花びら
日々に灯っていく哀楽
名前はいらない
幸せを思い出すと
その度あなたが隣にいて
目を瞑る笑い方も
どうか忘れてしまわぬように
瞑る目の奥でさえ
今日が手招いた
明日が迫り来るまで
手は離さない
喜びも嘘も涙も
あなたが育てた魔法だ
言葉はいらない
後悔に溺れても
あなたがあなたでいられるように
傷跡も隠さずに
朝の光に謳いたい
La-la-la-la-la
La-la-la-la-la
La-la-la-la-la
La-la-la-la-la
La-la-la-la-la
La-la-la-la-la
La-la-la-la-la
La-la-la-la-la
わかってる
あなたはいつの日にか
冷たい日々を泳ぐ事でしょう
つまらない暮らしと嘆くことも美しいから
上手に笑えず眠った夜も
あまりにぎこちない声の揺れも
形にならないこの心も
それでいいんだと
幸せを思い出すと
その度あなたが隣にいて
目を瞑る笑い方も
どうか忘れてしまわぬように