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富士山の成り立ち概要(The Birth of Mt. Fuji)
みなさーん、富士山は、いつ頃、どうやってできたんでしょう?
今日は、そんな君たちの質問に答えちゃうよ!
よーく覚えてね!
ドカンドカンドカンドカン!
ドカンドカンドカンドカン!
ドカンドカンドカンドカン!
ドカンドカンドカンドカン!
まず、富士山には、いわゆる氷河期の生き残り、というタイプの生物はいません。ということは、富士山は、氷河期が終わってから、現在の形になった、ということですね。
日本アルプスなんかには氷河期の生き残り、たくさん棲んでますけど。というわけで、まずこれを憶えましょう。富士山は若い!君たちと同じように若い!
富士山まだまだ若い若い若い!
君たちと同じように若い若い若い若い!
そう、若いんです。日本アルプスがもう普通に山になってた約2000万年前、富士山は海面下1000メートル。よく3776メートルまで成長したもんです。
お。地球の表面を覆うプレートの変動により、少しずつ地上に頭を出してきた海底火山。そしていよいよ…。
ドカンドカンドカンドカン!
ドカンドカンドカンドカン!
数百万年前、富士山を含むこの一帯は陸地となりました。ぱちぱちぱちー!この、フォッサマグナと言われる地帯は、火山の噴出物などが堆積してできました。
さーて、富士山ができる土台が整いました。ここで、富士山の構造についての基礎知識。4つの火山が重なってできてます!
一、二、三、四階建て!
一、二、三、四階建て!
一番下の一階部分。先小御岳火山(せんこみたけかざん)。実はあまり詳しいことはわかってませんが、数十万年前に活動してたようです。
先小御岳火山、ドカンドカンドカン!
数十万年前に、ドカンドカンドカンドカン!
二階部分。小御岳火山(こみたけかざん)。約70万年前から20万年前まで活動。ほぼ同時期に箱根火山と愛鷹火山も活動していました。友達なんだねー。
小御岳火山が、ドカンドカンドカン!
箱根、愛鷹火山と共に、ドカンドカンドカンドカン!
この小御岳火山は約2300メートルくらいまで成長。頭の部分は今でも地上に出てます。小御岳神社ってとこですが、山梨側なんでね、詳しくは山梨の人に聞いて下さい。
次は三階部分、古富士(こふじ)火山。「ふるふじ」と書いて、こふじ。10万年前から1万年前まで活動。
古富士火山がドカンドカンドカン!
3000メートルまで成長、ドカンドカンドカンドカン!
そうなんです。この古富士、大量の火山噴出物を放出し、お陰で3000メートルまで成長。ちなみに白糸の滝などの地下水は、セメント化しちゃってる、この古富士の上を流れてます。
そして最上階の新富士火山。1万年前から5000年前まで活動。
新富士火山がドカンドカンドカン!
噴火のデパートが参上!ドカンドカンドカンドカン!
というわけで、5000年前、今の富士山の形ができました!ぱちぱちぱちー!この火山、溶岩も大量に流す、噴石も飛ばす! 正に噴火のデパート!
ドカンドカンドカンドカン!
ドカンドカンドカンドカン!
ところでなぜ富士山に噴火パワーが集中してるのかというと、3つのプレートの裂け目の上にあり、地中深くで発生するマグマが出てきやすい場所なんです。
ドカンドカンドカンドカン!
ドカンドカンドカンドカン!
この後もね、富士山はちょくちょく噴火するんですけど、この歌は噴火の歌ではないですからね。富士山ができたということで、そろそろ終わりにしましょう。
ドカンドカンドカンドカン!
ドカンドカンドカンドカン!
ドカンドカンドカンドカン!
ドカンドカンドカンドカン!
ドッカーン!