Genius Japan
[インタビュー] imase『NIGHT DANCER』の創作裏話や今秋のツアーについて想いを語る
文・取材: Genius Japan | 翻訳: @Ryuforstorm | 2023年6月7日J-Popのファンもそうでない人も、この半年間でネットを駆け巡った「NIGHT DANCER」は聞いたことがあるのではないでしょうか?アップビートなメロディーと『どうでもいいような夜だけど〜』のサビがキャッチーなこの曲は、YouTube の MV動画再生回数が7000万回を突破して商業的に大成功を収めました。そして、TOMORROW X TOGETHER (TXT) のメンバー、BTSのジョングク、ENHYPEN (エンハイプン)のソンフンやソヌなど、世界中のアーティストがこの曲で歌やダンスに挑戦したことでも大きな話題となりました。
この曲のクリエイターである岐阜県出身の22歳、新世代アーティスト『imase』は、コロナ禍中の2021年から楽曲制作に取り組んできました。デビューから2年も経たずに現在では、Tiktokの総再生回数が20億を超えています。
このたび、Genius Japan のコミュニティが、世界的な大ヒット曲の背景にあるインスピレーション、今後のビジョンや音楽活動への意気込みなどのお話を、imaseさんご本人に伺いました。── 世界中で大ヒットしている「NIGHT DANCER」ですが、この楽曲はどんな風に完成したのでしょうか。制作過程で影響を受けた出来事やインスピレーションはありましたか。
imase:「ノリノリで皆に踊ってもらえるような楽曲を作りたいと思い、制作した曲になります。制作するにあたって、国内外の Just the Two of Us進行 の曲を沢山聴き漁ったのを覚えています。夜にドライブしながらメロディーを考えていたので、アクティブな夜に聴きたくなるような楽曲に仕上がったと思います」
──『様々な音楽のジャンルやスタイルを探求することに興味がある』と以前公言されていましたが、最近気になっている音楽ジャンルはありますか。また、興味を持った理由やきっかけがあれば教えて下さい。
imase:「最近は soul music に興味があります。星野源さんの『不思議』や、jo0ji さんの『駄叉』などの楽曲を聴き、自分の楽曲にも活かしたいと思ったのがきっかけです」
── 3月の初有観客ライブ『POP OVER』は大盛況でした。 ROCK IN JAPAN、SUMMER SONIC、SWEET LOVE SHOWER、そしてご自身の初ライブツアーと、これから大きなイベントが続きますが、意気込みをお聞かせください。
imase:「フェスは自分のことを初めて見る方々がほとんどだと思うので、imaseというアーティストに、楽曲に少しでも興味を持っていただけるよう、最高のパフォーマンスを目指します」
── デジタルシングル『アナログライフ』がEDテーマ曲として使用されたテレビ東京のドラマ『チェイサーゲーム (2022)』では、エンディングにカメオ出演されました。俳優としてのキャリアを積むことに興味はありますか?
imase:「俳優に関しては機会があればチャレンジしてみたいなと思っています。今後MV撮影で演技をすることも出てくるかもしれないので、そういったところから少しずつ挑戦してみたいです」
── プロのアーティストを目指して、独学で楽曲を制作する若い世代のアーティストが大勢いますが、どのようなアドバイスを伝えたいですか。
imase:「自分の武器は何か、を見つけることが大切な気がします。自分の得意なことを伸ばすことが1番の近道だと思い活動しています」
── 最後に、アーティストとしての今後の展望をお聞かせください。プロジェクトやコラボなど、特に楽しみにしているものはありますか?
imase:「言語の壁を超えて色んな方に聴いて頂けるような曲を作りたいと思っています。
今後の展開としては、夏フェスや初めてのツアーなどがあり、今からすごく楽しみです!
たくさんの方に楽しんで頂けるライブが出来るよう頑張ります!」
── インタビューのお時間をいただき、ありがとうございます!
写真提供 : ユニバーサルミュージック ❘ 無断転載はご遠慮くださいimase の最新曲 『Nagisa』の歌詞を、Geniusでチェックしましょう!
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