RADWIMPS
学芸会 (Gakugeikai)
だ ついに来た 出番だ 道あけな
皆々様 俺様のお通りだ ガンガンとライト 照らしておくれよ
何言ってんの? 言っちゃってんの まだサンタはソリに乗ってんの?
それは君の世界の話でしょ? 現実の中の話はこう

いてもいなくても一緒なの どうこう言える立場にいないの
主役の子に当てられた光からわずかに漏れた微かな明かりが
僕の照明 ここにいる証明 人様のおこぼれで生きれて光栄
って思いなさい 演じなさい 胸張って脇を固めなさい

「こうなれば」と呟いて ついには狂いだした少年D
予想だにしない事態に 舞台上はもはや独壇場
逃げ惑う群れの中 あえなく捕らえられた少年D
先生 これで晴れてこの僕が 誰が何と言おうと主人公です

この世界では僕は少年D 名前も知らない少年D
台詞はひとつ「おやすみなさい」 そう僕がいなくても始まる舞台の
端っこに立った少年D 誰も僕なんか見ちゃいない
でも彼にとってはVIP そう僕がいたって もしもいなくたって
違いなどないって? んなわけないって
僕がいないとこうなんないんだって

学芸会は大失敗で大失態の反省会
もう何なんだい?どうしたんだい?
一体全体何がしたいんだい?
とんだ厄介だ 何百回と何万回と謝らんかい
もう一回の最終回で大挽回を皆に誓いなさい
この世界では僕は少年D 名前も持たない少年D
台詞はひとつ「おやすみなさい」
そう僕がいなくても始まる舞台の
端っこに立った少年D 誰一人彼など見ちゃいない
でも僕にとってはVIP
そう僕がいないと始まんないんだよ
僕がいなくても始まる世界
でも僕がいないと始まんないんだよ 僕の世界は

季節巡って 秋になって 待ちに待った今日は運動会
さぁさぁ位置について ヨーイ、ドンで