初音ミク (Hatsune Miku)
サマーズレターズ (Summer’s Letters)
Japanese
お休みの朝 窓の向こう
ざぁざぁと賑やかだ
お気に入りの傘をさしたら
雨の中を歩こう
暖かいご飯を食べたら
鼻歌のシャワータイム
布団の中 おやすみなさい
明日こそ晴れるかな
「昨日の朝に開いた花は
もう流れているでしょうか。
緑のドレスに着替えて
夏を待つのでしょうか。」
「手紙を書こう」
思い付いたらすぐにも
「メールのが早い」って言われても
知らんぷりをして
きっと送る頃には夏の日差しが
私の肌を焼いているのでしょうね
連休の朝 窓の向こう
薄暗い雲の波
コートはまだ手放せないね
街の声と歩こう
肌寒い風が吹いたなら
家の中でひきこもり
布団をまた 二枚重ねで
夏はまだ遠いかな
「昨日の道で見つけた花は
まだ震えているけれども、
空色の帽子をかぶって
夏を待ちわびています。」
お返事はまだ? 昨日の今日でもう一通
言葉を選ぶ時間が楽しいとごまかすけれど
きっと戻る頃には秋の夜長に
鈴虫の音を聴いているのでしょうね
次の手紙に何を書こうとしたか忘れて
街の写真をひとつ、ふたつ
言葉の代わりにした
きっと君の返事は海の写真で
汚れたバイク連れているのでしょうね
じれったさも待つ時間も全部が私のもの!
ポストはちょっと 遠いけれども
明日は晴れるから