初音ミク (Hatsune Miku)
魔法使いの絵の具 (Mahōtsukai no enogu)
飛んでった頭を住処にしたようだ。
上辺だけのご褒美 辞退するさそんなもの
キャパシティを振り切り冷えて行った身体。
上目遣いの怠惰に 所詮は思春期だと言う
翳(かざ)して閉ざして
こころからだいすきだと
不確かでどんなに探せど見えない
声がほら囁いてく
掬(すく)って開いて
ここからはもう知らない
知る術を持っていない
この身一つ
白い、途方も無いBlanc(blan)…
過ぎ去った時間を巻き戻してみせた。
嘘つきとレーザービーム 地球の端が到達点
101(ひゃくいち)の分岐路に立たされたはずだった。
これ以上は出来ない 選べない気がしてる
さよなら おやすみ
こんなにもつたえたくて
とは言ってもさっぱりどこを目指して
泣いて良いのかわからない
ごめんね ありがと
これからを創って行ける
目を開いて見た深い世界の
底は霞んでた
泡のように弾けるビジョン
夢から覚めて走り出せ
水色の朝目に焼き付け
全てが僕に帰結する時を待て
カマイユ・グリザイユ
どんな手段を使えば
今最も加速している熱を
上手く描(えが)けるのだろう
聞こえる 触れる
偏在する色彩も
知り尽くした僕は
この身一つ
白い、途方も無いBlanc
泡のように弾けるビジョン
夢から覚めて走り出せ
水色の朝目に焼き付け
全てが僕に帰結する時を
迎えた頃にわかる
言葉の意味と連なって
捻れた輪のように廻りだす
全ては僕の足跡を
辿るようだ